無題

彼女は数色の色鉛筆を使ってカラフルかつファンタジックな形態を描きだす。それはまるで我々が今までみたことのない古代生物か、はたまた顕微鏡でしか確認できない微生物のような生命体を想像させる。そして、そのすべてには、命を注ぎ込むがごとく、一本の線が中心を貫いている。彼女の絵すべてに強いエネルギーを感じるのはその影響かもしれない。モデルもなく下書きもない状態から熱心にリズミカルに色を塗っていき、一つずつパーツを描き上げて行く。時には、何色もの色を塗り重ねて納得する色を作り上げている。