無題

作家紹介

 彼はみんなから「わたやん」と呼ばれ、親しまれている。人が好きで、話す時はいつも笑顔だ。

普段の彼は、散歩中に見つけた花の名前を教えてくれるほど植物に詳しい。また、絵を描くのが得意で、事業所の職員をモデルに描くことが多い。彼が筆をとると、内に秘めていた描きたい意欲にかきたてられ、時間を忘れて独自の世界に没頭する。

そして描き終えると、彼はまた散歩に出かけ、花を見つけ、いつもの「わたやん」の笑顔になる。