箸置き 犬・猫

「ねこねこねーこ。にゃぁにゃぁ。」「いーぬ。わんわん。」笑顔で話す彼は、作品を作りたくて仕方がない。なにしろ彼は20年以上箸置きを作り続けているのだ。掌の中にある粘土の量を握り具合で確かめ、1匹…2匹…3匹…丁寧に作り上げていく。その姿や表情はよく似ているようで全て違うが、どことなく彼に似ているように思う。

今日も彼は黙々と、時には鼻唄交じりに作品を生み出している。