無題

彼の周りには人が集まり、笑顔があふれる。

仲間は彼のことを〔わたやん〕と呼び、親しまれている。普段の彼は散歩に出かけ、植物に触れ、仲間と肩を組んで笑う。

そんな彼が筆をとると、普段からは想像できないほど集中し、独自の世界に没頭する。

絵のモデルは職員や仲間たち…。みんなのことを思い、無我夢中で描きあげる。

そして、彼はまた笑顔の〔わたやん〕に戻る。