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障害者芸術文化活動普及支援事業(事業実施結果報告)

和歌山県福祉事業団は、平成29年度障害者芸術文化活動普及支援事業の採択を受けました。

本事業は、障害者の芸術文化活動の支援を推進する観点から、障害者芸術活動支援モデル事業で培った支援ノウハウを全国展開することにより、障害者の芸術文化活動(美術、演劇、音楽等)の更なる振興を図ることを目的としています。

※障害者芸術活動支援モデル事業とは、平成26年度より3年間実施された障害のある作者やその家族、障害のある人たちの造形活動を支援する人たちを支える様々なプログラムを実施し、そのノウハウを積み上げて、全国に普及していくことを目的とした事業

事業内容は、10項目にも及ぶものであり、試行錯誤の連続でありましたが、芸術文化活動を通して障害者の自立と社会参加の促進及び和歌山県の芸術文化活動の振興を目指し、各種事業を行いました。1年間の活動成果を公表するため、事業実施結果報告書等を掲載いたします。

また、本ページに概要を記載しています。是非、ご覧ください。

障害者芸術文化活動支援センターの設置

和歌山県福祉事業団 本部内に「和歌山県障害者芸術文化活動支援センターわがらあと」を開設しました。障害のある人やそのご家族、福祉事業所等からの相談、問い合わせに対し、作者の権利が保護されるための助言や作品に関わる人と人をつなぐための支援を行ってきました。

【名称の由来】

わたしたち(わがら)の 自由な芸術文化(アート)活動を わかやまで広める

人材育成のための研修

障害のある人が安心と希望をもって芸術文化活動に取り組める環境づくりを推進することを目的として、以下の「人材育成のための研修会」を開催しました。

県内の障害福祉サービス事業所、社会福祉協議会、絵画教室等に周知を行い、のべ109名に参加して頂きました。

1)著作権等の権利保護に関する研修

(1)テーマ 利用者の制作された作品を事業所のパンフレットに

       使用するためには、どのようなことが大事なのか!?

       ~障害福祉サービス事業所等での権利保護について~

2)障害者への芸術文化活動の支援方法に関する研修

(1)テーマ 先進地視察

(2)テーマ 表現と素材について

(3)テーマ アートにふれる

(4)テーマ 作品展示と展覧会づくりを学ぶ

関係者のネットワーク化

過去に開催した展覧会に作品を出展して頂いた事業者を訪問し、新たな作者、作品の情報交換を行いつつ、ネットワークの強化を図りました。また、これまで、障害者の芸術文化活動に取り組まれていなかった事業者についても、各地域の事業者に今回の事業の趣旨を伝え、活動を始めるためのきっかけとして、参加を呼びかけました。

その結果、5団体の情報交換会及び参加型展示会実行委員会の参加につなげることができました。

【情報交換会・実行委員会参加団体】

 ・一般社団法人共助のまちづくり協会 

 ・社会福祉法人有田ひまわり福祉会

 ・社会福祉法人おもと会

 ・社会福祉法人ふたば福祉会 

 ・社会福祉法人つばさ福祉会

展覧会(参加型展示会)の開催

和歌山県福祉事業団が開催してきた「アールブリュット和歌山展」を参加型展示会として、発展的に位置付け、準備を実行委員会(ネットワーク参加団体)が担いました。

 

※右の写真は、制作したポスターと展示風景(御坊会場)

第3回 アールブリュット和歌山展 魂のであうところ 開催実績

 

和歌山会場(和歌山県民文化会館) 295名

会期 2017年9月13日(火)~2017年9月18日(月)

 

御坊会場(ぎゃらりーなかがわ) 910名

会期 2017年10月14日(土)~2017年12月26日(火)

 

西牟婁会場(紀南文化会館)    620名

会期 2018年1月6日(土)~2018年1月16日(火)

 

東牟婁会場(太地町立石垣記念館) 580名

会期 2018年2月23日(金)~2018年3月7日(水)

 

協力委員会の設置

県内において障害者の芸術文化活動を普及・推進していくためには、福祉分野や芸術文化分野のみにとどまらない分野横断的な協力体制を整備することが必要です。

本事業全体の進捗状況の確認等を行う11名の委員からなる協力委員会を設置しました。今年度は、3回の委員会を開催しました。

調査・発掘

1)調査票による調査の実施

和歌山県の障害者の芸術文化活動の状況把握や地域ごとの特性分析を行い、人材育成のための研修会や展覧会の開催方法等について検討する目的で、「障害者の芸術文化活動状況のアンケート」を実施しました。

・配付件数 571件(県内の福祉事業所、精神科医療機関、特別支援学校、絵画教室)

・提出件数 113件                    

・提 出 率 19.8%

2)調査票による調査後の訪問活動

調査票による調査で明らかになった障害者の芸術文化活動を行っている事業者について、

主に美術分野の活動に取り組んでいる17か所を訪問し、より詳細な活動状況の調査及び作者、作品の発掘を行いました。

 

評価・発信

1)評価

評価委員会を開催し、調査・発掘活動で得た情報をもとに、次回の展覧会に向けての作品評価を行うと共に、過去の展覧会の作品について、恒久的な記録を目的に発信方法及び内容の検討を行いました。なお、評価委員会は、5名の専門家により構成し2回開催しました。

2)調査・発掘した作品の発信

・2019年度以降の展覧会(参加型展示会)での展示を計画しています。

・「アールブリュット和歌山 魂のであうところ(活動報告書兼作者紹介・作品写真集)」を制作し、主に県内の障害福祉サービス事業所等に配付することで、発信を行っています。 

※「活動報告書兼作家紹介・作品写真集」は、無料配付しておりますので、関心のある方は是非、お問い合せ下さい(電話 0739-34-2808)。

 

その他

その他の事業として、「都道府県との連携」「障害者芸術・文化祭との連携」「2020 年東京オリンピック・パラ競技大会の文化プログラム等について」があり、本事業の趣旨に則り各事業を行いました。

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